家具製作(椅子張り作業)技能検定

大阪椅子張業組合親和会は大阪府職業能力開発協会より技能検定「家具製作(いす張り作業)職種」の実技試験の実施協力団体として申請書の受付、実技試験の実施をしています。

技能検定は職業能力開発促進法に基づき実施されています。
国(厚生労働省)が定めた実施計画に基づいて、試験問題等の作成については中央職業能力開発協会が、試験の実施については各都道府県が行います。
受験申請書の受付、試験実施等の業務は各都道府県職業能力開発協会が行います。

この技能検定は1級・2級家具製作技能士の資格を得る為の国家試験で実技と学科試験があり1級合格者には厚生労働大臣名、2級合格者には各都道府県知事名の合格証書が交付されます。
なお、技能検定の合格者は職種・等級を表示して「技能士」と称することができますが、技能士以外がこの名称を用いることは禁止されています。







実技試験

【1級】 標準時間 5時間。打ち切り時間 5時間30分。
円形台輪上に、そく上手、あおり張りによりいす張りを行います。
(前回の試験問題の概略です)




【2級】標準時間 5時間。打ち切り時間 5時間30分。
台形台輪上に四方貼り付け土手、三方あおり張りによりいす張りを行います。
(前回の試験問題の概略です)



実技試験の問題は、各年度の技能検定実施計画に基づき、試験日に先だって事前公表されます。



学科試験

学科試験は、全国統一して職種(作業)、等級ごとに同一の日に行われます。



受験資格

以下のいずれかを満たす場合となります

●1級技能検定
実務経験7年以上ある方
(2級有資格者は合格後、実務経験2年以上ある方)

●2級技能検定
実務経験2年以上ある方。
その他の有資格により、上記の受験資格及び学科技能試験等が免除になる場合もあります。

●いす張り技能検定受験希望者について
大阪では受験される方は大阪椅子張業組合親和会が窓口となり受験資格を得ているか確認の上、 技能検定委員会が了承し受験申請受付期間中に一括して申請を行います。
詳しくは大阪椅子張業組合親和会窓口までお問い合わせください。